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わたしたちの思い

『なくても生きていけるもの』を大切にしたい

障害のある人たちは、日中は学校や、通所施設や福祉作業所などに通っています。
その他の時間は、ヘルパーさんと出かけたり、家族と過ごしたりしていますが、家族や、福祉サービス提供者たちと過ごすだけではなく、地域の様々な人と過ごせることが、より世界が広がり孤立することなく「社会の一員」の自覚を持てることに繋がると考えています。
地域の人たちと、頼り合う、気軽に挨拶し合える、困ったことがあったら手を貸したり貸してもらったり、そんな「浅く、広く」の関係性を構築することができたら、ずっと地元で安心して暮らしていくことができるのではないでしょうか。
「なくても生きていける」、そんなささいな事を大切にしていく事で、生活や環境が変わっていく将来、誰にでも訪れる「老後」に、小さな花をそえる事ができるのではないかと思います。そのために、活動をとおして色々な経験をして、「好きだな」「やってみたいな」というキモチを大切に育てていきたいと考えています。
障害のある人たちが描いた絵や字を、周りの人たちがひと工夫加えて作品にし、布製品などにシルクスクリーン手法を使い、一枚一枚心を込めてプリントしたバッグやTシャツなどを商品として、地域の人たちとつながるために販売や展示活動などをしています。

ツクル・ツナガルプロジェクト

UNELMAでは、世田谷区の中で活動している団体とつながり、ともにモノづくりをしたいと考えています。

世田谷区に住んでいる人たちのこと、いろいろな取り組みをしている人たちのこと、障害のある人たちのことを
知ってもらえる機会をできる。いろんな人たちとつながる事が、一人一人の力を大きくする事につながる。

作り手もわくわくするようなコラボ企画をやりたいです。

ナガヤネトワーク(仮称)

江戸時代から日本にあった、「長屋」。背景には貧しかった経済状況があり、日常的に住人同士が様々なやりとりの中で支え合いながら生活していました。世田谷の地域の中でも長屋のような、「相互扶助」の体制をつくることで、より障害のある人たちもない人たちも、誰もが暮らしやすい地域社会の実現を目指しています。声を掛け合える、風通しのいい地域にし、障害のある人だけでなく、子育てママや高齢者、子どもたちも、孤立することもないよう、地域全体で支え合えるシステムを目指しています。
このようなシステムは既存のものがたくさんありますが、UNELMAならではの【ワクワクできるシステム】を考えています。

【システムの内容】

*世田谷区の松原地域の人たちから中心に、エリアを絞り、関係性を構築していく。

*会員を集め(会費無料)、会の中で、お手伝いできそうなことや、お手伝いしてほしいことの情報を集める。

*UNELMAが事務局となり、ナガヤの制度の広報活動及び会員同士をつないでいく。

*「こだわりのうどんづくり」という、うどんを作って食べるというワークショップを月に1度開催(仮)し、実際に障害のある人たちも地域の中の人たちも顔見知りになる機会をつくり、お互いを知ってもらい、よりスムーズに力の貸し借りができるよう促進する。

*お手伝いをした人は、謝礼として、会にお手伝いをお願いできることとする。

*会員にはいずれ福祉事業所や団体等も参入できるようにし、団体同士の横のつながりにも発展させていきたいと考えている。
 

【既存のシステムとの違い・特徴】

*区の財源に頼らず、地域の力で運営する。

*社会資源の開発、及び、社会資源を最大限に活用することができる。

*普段福祉サービスを制度で利用している人たちにとって、福祉業界以外の人との関わりが持てるので世界が広がる。

*小さな地域単位で運営していくため、安全性も高く、気軽にお手伝いを頼みやすく、引き受けやすい。 

*年齢制限がないので小さな子どもも参加できるため、小さな頃から多様な人たちとの関わりを持ち、自分が人の役に立つことを知ることにつながり普段交流のない人たち同士がつながることができる。

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